2019-04-25 第198回国会 衆議院 原子力問題調査特別委員会 第3号
この五ページ目を見ていただくとおわかりのように、これは新潟県技術委員会が、一号機の、非常に問題があったかなというふうに思われている四階の破損状況を十五分にわたって、被曝するので、みんなで入って見たときの作業で、これは、この絵そのものはどうでもいいんですけれども、こういうのに象徴されるように、この中にいわゆる非常用復水器というものの配管が床の上と天井の上をはっていますけれども、東京電力はこれをこの時点
この五ページ目を見ていただくとおわかりのように、これは新潟県技術委員会が、一号機の、非常に問題があったかなというふうに思われている四階の破損状況を十五分にわたって、被曝するので、みんなで入って見たときの作業で、これは、この絵そのものはどうでもいいんですけれども、こういうのに象徴されるように、この中にいわゆる非常用復水器というものの配管が床の上と天井の上をはっていますけれども、東京電力はこれをこの時点
私たちは、四階でやはりどこかの水素漏れが来ていて、原子炉と直接つながっているのが、御存じのように、非常用復水器という配管です。それは原子炉の発生した水素がそのまま入ってきます。
例えば、現場で事故対応に集中できていたら、IC、非常用復水器の隔離弁にも注意を払い、全て開の状態にすることができていたのではないか、素人の感じではございますけれども、その可能性は否定できないものであり、その場合には原子炉上屋の爆発はなかったと想定することができます。 報告書では、官邸が第一義的には事業者に任せるべき発電所内の事故収束に介入した結果、事故収束に大きな支障をもたらしたと記しています。
今、七年前のことをいまだに福島県ではさまざまなテレビ、新聞等で検証していますけれども、非常用復水器、ICがどうだったとか、外部電源がどうだったとか、対策をとっていれば、今委員長がおっしゃられたとおり、こんなシビアアクシデントが起きなかったということも想像されるわけです。
もう一点、私、あの福島の事故のときに、IC、非常用復水器が機能しなかったという点について、ある意味では何とも言いようのない悲しさというか、情けなさを感じて過ごしてきているところでございます。
例えば、福島原発事故の際に、一号機の運転手がこの冷却速度が早過ぎることを懸念して非常用復水器、ICを、弁を閉じたり開けたりしたというのが政府や国会事故調の報告でも触れられているんですね。だから、運転員にしてみれば、老朽化してもろくなった原子炉の健全性に不安を持ってこのICを開けたり閉めたりしたと、こういうことがあったわけであります。
御存じのように、当時、吉田初め福島第一にいた人間は一号機のICと言われる非常用復水器が動いているというふうに思い込んで対応しております。
電源喪失時に原子炉を冷やす一号機の非常用復水器、ICの仕組みをよく理解していなかったため、異変を伝える現場の指摘を受け止められず、誤った対応をしていたんではないかという大変反省の弁を述べられたと。それによって、ということ以外もありますが、一号機は冷却に失敗し、当日中にメルトダウン、炉心溶融をしたという大変な話ですよ。
特に、非常用復水器、ICと言われているものの弁が閉じるということを周知されていなかった、あるいは、三号機の高圧注水系、HPCIと言われているものが手動停止していたということが知られていなかった、こういうようなことも具体的には指摘がありますし、中には、総理が現地に行かれたのでベントがおくれたんじゃないかというようなことをおっしゃる方もいらっしゃいます。
国会、政府事故調において引き続き検証等が必要とされている事項としては、地震動による安全上重要な設備への影響、例えば小規模な冷却材喪失事象の発生の可能性及びその影響、あるいは事象進展に関連する論点としては、一号機非常用復水器、ICの作動状況、あるいは畳のような水が確認されたということで、出水元の特定等があります。
その中では、非常に私個人としては、非常用復水器の問題と、それから逃がし安全弁、あるいは逃し安全弁、SRVとかいろいろ呼ばれていますが、一号機に関してはその作動が確認できていないという問題が、非常にそこに強い関心を今でも持っております。
それから、この議論をするに際してきちんと申し上げておきたいことは、非常用復水器が壊れていたというふうに私が非常に強調していることはありません。その可能性としてあるということです。
それからもう一つは、一号機の生命線とも言える非常用復水器ですね。それの運転の仕方、それに対する東京電力の見解等を聞いていると非常に不自然なところが多かったので、一号機の建屋を実際に見てみたいということで、それを東京電力の方にお願いしたわけですが、結局、いろいろ事実と違う説明を受けて、それを断念したという経緯がございます。
○塩川委員 今お話しいただきましたように、地震直後の出水と非常用復水器の破損の関連があるのではないのか、つまり、地震動というのが事故原因と大きなかかわりがあるのではないのか、こういう重大な問題が指摘をされたのを東電がごまかした、虚偽の説明でこれを行わせなかった、この点が極めて問われているわけであります。
地震動によって非常用復水器を破損したのではないかということも焦点となっているわけです。 原発の安全性について、事故原因の解明がないまま進めるわけにはいかない、エネルギー政策の根幹にかかわる問題だと指摘をし、引き続きこの問題を取り上げることを申し上げて、省エネ住宅の省エネ基準について質問をいたします。 改正案では、窓や断熱材など建築材料についてのトップランナー制度を導入するとしております。
実際に、ここできょう御質問するのは、その中の非常用復水器、つまり、電源喪失した後もそれが動いていれば、あの一号機の爆発はなかったのではないかというふうに思います。 そうおっしゃるのであれば、非常用の、こういうシビアアクシデントが起きたときに記録する装置があるはずです。アラームタイパーというのか何なのかわかりませんが、そのアラームタイパーが紙詰まりで記録がないというけれども、本当ですか。
原子炉が入る建物の内部に入って、重要機器の非常用復水器など、地震直後に壊れた可能性があるかどうかを確かめるためです。東電はそのとき真っ暗だと言いました。それで国会事故調はやむなく断念をしました。しかし、原子炉が入る建物の内部は明かりが差し、照明も使えるということが明らかになりました。これは国会事故調の調査を妨害をした東電の本当に虚偽だというふうに思います。
私どもの社内の事故調査委員会というのがございまして、そこでの調査は、一昨年の十月十八日に今問題となっております福島第一原子力発電所一号機の四階にまで参りまして、映像を撮って、その結果、問題となっております非常用復水器の損傷はないということを目視したことがございます。また、パラメーター等々の判断の結果、損傷はないというふうに事故調査委員会の中では結論付けております。
そこで、国会事故調は、現場の労働者のヒアリングの中で、地震直後に水漏れがあった、これが非常用復水器の水漏れではないかということで、国会事故調としては、当事者の政府や東電ではなく、みずから、これはおっしゃっていましたけれども、被曝も覚悟して自分たちも中に入らなければいけないということで、東電に調査の要請をしたということなんです。
国会事故調の現地調査の責任者だった田中氏は、当時、一号機四階の原子炉建屋非常用復水器が、東電の主張と違って、地震直後に壊れた可能性がある、そのことを確かめようとした。ところが、東電からの説明で、真っ暗闇の現場での調査は危険であると判断し、やむなく断念した。しかし、その説明は、その後明らかになったビデオ映像などによって、完全な虚偽であり、重大な調査妨害だったというものであります。
内容は、報道にありますとおり、東京電力側の虚偽に基づく非協力姿勢により、一号機原子炉建屋内の非常用復水器、ICの事故調査が行えなかった、衆議院議長に経緯の解明と現場調査の実施を求めるというものでございます。
評価は別として、幾つかの事実確認、事実だけ確認しておきたいんですが、昨年十二月に公表された政府の事故調査・検証委員会中間報告によりますと、事故対応について、東京電力が三月十一日の事故発生直後から全ての電源を失う中で、一号機の原子炉を冷却する非常用復水器の弁が閉じて機能不全に陥っていたにもかかわらず、正常に作動していると誤認し、適切な現場対応が行われなかったと。
IC、非常用復水器を正しく機能させていれば違った状況になっていたはずだという報告が出ております。このハードを使い切れなかったというソフト面のミスであれば、この点についてアメリカのNRC等を参考にして、管理についてもっと徹底した形を取っていただきたいと思っております。この点はまた後で議論していただきたいと思います。
ただし、同発電所一号機についてのGE社の非常用復水器の設計時における性能計算書及びマニュアルについては、東京電力、GE社ともに提出が不可能であるため、これにかわり独立行政法人原子力安全基盤機構が実施した非常用復水器作動時の原子炉挙動解析結果等が提出されました。 なお、十月以降三回に分けて提出されました手順書等は、氏名等の個人情報を除き、全ての情報が黒塗りなしで公開されたことを申し添えます。